PaoChai中国語独学完全マップ【最効率の勉強法】

中国語勉強法の詳細を全公開!20+10レベルに分かれた数百のタスク(1,000時間)で最も効率的に本格的な中国語独学コンテンツ!やる気ある学習者を、中国語全くの初心者からコア能力完成(HSK最上級6級に合格目安)&実践能力の学習法マスターの地点までご案内します。

中国語を“話せる、聞ける”ようになって【HSKに合格】4級→5級→6級

この記事では、「中国語独学完全マップ」をご利用中のみなさまへ、HSK対策の方法を具体的に説明いたします。

3ステップでご説明します。

1.「中国語独学完全マップ」とHSKの関係

当サイトは、中国語学習者のみなさまには「中国語独学完全マップ」に基づき、“使える”(会話できる)中国語力を身につけていただきたいと考えています。

「中国語独学完全マップ」では、学習の達成度を測るため中国語「コア能力※」をP20まで20段階でレベル設定をしています。これらをチェックポイントにどんどん中国語力を高めていくことをおすすめしています。

※主に“話せる、聞ける”語彙力

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しかし、学習者の中には、

  • 留学のため
  • 企業にアピールするため
  • より認知度の高いテストで自分の能力を測りたい

などの理由でHSK等の語学検定を受験したい方もおります。

そこで、PaoChaiの中国語レベルは以下図(真ん中辺りに記載)の通り、HSKの試験で求められる単語数と対応させています。

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P08〜P09がHSK4級(1200語)、

P13〜P14がHSK5級(2500語)、

P19〜P20がHSK6級(5000語)、

となっています。

ただし、以下3点注意点があります。

  1. 「中国語独学完全マップ」で学ぶ単語は主に日常的な語彙になるので、HSKで出題される語彙とは完全には一致しません。もしも、最短で確実にHSKを合格されたい場合は、HSKの出題語彙に合わせた学習をおすすめします。
  2. コア能力というのは、中国語を“話せる、聞ける”力の土台となる能力で、コア能力があれば基本的に、どのような語学検定にも対応できます。ただし、翻訳の問題や手書きで正確に中国語を書く問題については、別途対応が必要です。
  3. 試験に合格するには、「中国語独学完全マップ」以外に、各試験の形式に慣れる必要があります。

2.HSK4級の概要

以下、HSK公式サイトより、HSK4級の概要です。

 

HSK4級

HSK4級は、受験生の日常中国語の応用能力を判定するテストです。
「幅広い範囲にわたる話題について、中国語でコミュニケーションをすることができ、中国語を母語とする者と流ちょうに話すことができる」ことが求められます。

 学習目安

1200語程度の常用単語と文法知識を習得している者を対象としています。
大学の第二外国語における第二年度後期履修程度の学習が目安とされています。

 点数と評価

聞き取り、読解、作文の配点はそれぞれ100点、合計300点で評価されます。

4級では6割(180点)以上のスコアが合格基準となっています。

 

試験概要

4級の試験は聞き取り、読解はマークシート方式、作文は記述式の問題となっています。

試験は、説明が中国語および日本語で行われ、聞き取りの放送は全て中国語で行われます。

試験内容

聞き取り:約30分間(放送回数1回)
パート 形式 問題内容 問題数
第1部分 正誤判断の問題 短文が放送され、その内容と、問題用紙に与えられた短文の内容が一致するかを判断する。 10題
第2部分 会話の内容に関する問題 2人の短い会話とその内容に関する問いが放送される。問いの答えとして正しいものを4つの選択肢の中から選ぶ。 15題
第3部分 会話や短文の内容に関する問題 2人の会話や短文と、その内容に関する1~2つの問いが放送される。問いの答えとして正しいものを4つの選択肢の中から選ぶ。 20題
読解:40分
パート 形式 問題内容 問題数
第1部分 空所補充問題 文中の空所部分に、4つの選択肢の中から適切な単語を1つ補い、意味の通る文を作る。 10題
第2部分 短文の並べ替え問題 与えられた3つの短文を並び替えて正しい文を作る。 10題
第3部分 文の内容に関する問題 短文とその内容に関する問いが与えられており、問いの答えとして正しいものを4つの選択肢の中から選ぶ。 20題
作文:25分
パート 形式 問題内容 問題数
第1部分 語句の並べ替え問題 与えられた複数の語句を並び替えて正しい中国語文を作る。 10題
第2部分 作文問題 写真と単語が1つずつ与えられ、その単語を使って写真の内容を表現する。 5題
  • 聞き取りの試験終了後に、解答用紙に記入する時間が予備として5分間与えられます。
  • HSK5級についてはこちら
  • HSK6級についてはこちら 

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3.HSK対策 for 「中国語独学完全マップ」利用者

では、「中国語独学完全マップ」で学習をする利用者のためのHSK対策の方法を説明します。

HSK4級の場合を説明します。

まず、以下の過去問を用意してください。 

中国語検定HSK公式過去問集4級 2018年度版

中国語検定HSK公式過去問集4級 2018年度版

 

 基本的には、過去問の全体を最低4サイクル回すのですが、やることは以下の2つだけです。

  1. 問題と解答を100%理解し、満点感覚を掴む
  2. 新出単語をノートにまとめて、定期的に復習する

具体的にどのようにやるかは、「中国語独学完全マップ」と同様にタスクの形で整理しています。 

聞き取り、読解、作文の3つのパートから構成されるHSK4級の問題ですが、これをそれぞれ1タスクに割り振っていき、4〜5サイクル繰り返します。

過去問の
パート
試験時間 問題数 タスク所要時間
第1サイクル 第2サイクル 第3サイクル 第4サイクル 第5サイクル
聞き取り 30分 45問 0.7時間 3.8時間 1.5時間 1.5時間 1.5時間
読解 40分 40問 0.9時間 3.3時間 1.3時間 1.3時間 1.3時間
作文 25分 15問 0.5時間 1.3時間 0.5時間 0.5時間 0.5時間

 タスク内容は、次の通りサイクルごとで変わるので注意してください。

  タスク内容
第1サイクル 過去問の該当パートを実際の試験時間で(時間を測り)模擬試験として1回解いて、採点まで終わらせます。
※解法の確認は行わず、採点までです。
第2サイクル 1問5分ペースで以下を行います。
(1)「問題文、選択肢(聞き取りの場合は、読まれる中国語スクリプト)」について、①全ての単語の意味と発音(ピンイン)、②文の構造、③解答が導かれる理屈を完全理解します。
(2)新出単語をノートに記録します。
第3サイクル 「問題文、選択肢(聞き取りの場合は、読まれる中国語スクリプト)」を音読します。
※意味と構造を確実に理解しながら声を出しましょう。
第4サイクル 同上
第5サイクル 同上

この方法で取り組むと、1回分の過去問を4サイクルやると約17時間(5サイクルやると約20時間)かかります。5回分やると、約85時間が必要になります。毎日2時間だと約6週間、毎日3時間だと約4週間です。

「中国語独学完全マップ」でコア能力が十分に高まっていればここまで過去問対策をやり込む必要はないでしょう。サイクル数を3にしたり、タスクの時間を短縮できれば2〜3週間で対策をすることも可能です。

語学検定は合格できてしまえば、“使える”中国語への最短ルートである「中国語独学完全マップ」に戻って学習を続けましょう。

頑張ってください!加油〜

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