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【試験対策】HSK4級

HSK4級は、聞き取り(30分で45問)、読解(40分で40問)、作文(25分で15問)の3つのパートで構成されています。

それぞれで注意すべきこと、役立つTIPを紹介します。

以下、各パートの情報は公式サイトより。

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(1)聞き取り:約30分間

(放送回数1回)

パート 形式 問題内容 問題数
第1部分 正誤判断の問題 短文が放送され、その内容と、問題用紙に与えられた短文の内容が一致するかを判断する。 10題
第2部分 会話の内容に関する問題 2人の短い会話とその内容に関する問いが放送される。問いの答えとして正しいものを4つの選択肢の中から選ぶ。 15題
第3部分 会話や短文の内容に関する問題 2人の会話や短文と、その内容に関する1~2つの問いが放送される。問いの答えとして正しいものを4つの選択肢の中から選ぶ。 20題
  • 聞き取りの試験終了後に、解答用紙に記入する時間が予備として5分間与えられます。

「聞き取り」パートの注意点とTIPS

  1. 放送は1回だけしか読まれない
  2. 放送のスピードは比較的速い(公式の過去問と同じなので、過去問で慣れておく)
  3. 放送の前に選択肢を見ておく。以下注意点2つ。
    1. できれば、小声で音読し、意味を理解し音のイメージをつけておくと実際に問題文で認知しやすくなります。
      1. つまり、試験対策でしっかりと選択肢の単語レベルを声に出して正確にピンインを読めるようにしておく必要があります。
    2. 選択肢を見るのは直後の問題の選択肢だけに集中する。
      1. 「第1問の放送を聞く前に第1問の選択肢を見ておき、第1問を解答しおえたら第2問の選択肢を見る」という流れです。さらに先を見ようとすると選択肢を十分頭に入れたり音読できなくなりますし、ペースが乱れてしまいます。
  4. わからなければ、放送で読まれた単語を含む選択肢を選ぶ。
    1. 例えば、以下の問題であれば、事前に選択肢を小声で音読しておき、放送を聞いて「抽烟」を聞き取れれば、それが答えとなります。

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一方で以下のように選択肢にある「西红柿」と「鸡蛋」の2つが放送で読まれているパターンもあるので注意しましょう.正解は「鸡蛋」なので、「西红柿」を聞き取れたからと言ってこっちを選んだらだめです。

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※HSK4級公式テキスト模擬試験より

(2)読解:40分

パート 形式 問題内容 問題数
第1部分 空所補充問題 文中の空所部分に、4つの選択肢の中から適切な単語を1つ補い、意味の通る文を作る。 10題
第2部分 短文の並べ替え問題 与えられた3つの短文を並び替えて正しい文を作る。 10題
第3部分 文の内容に関する問題 短文とその内容に関する問いが与えられており、問いの答えとして正しいものを4つの選択肢の中から選ぶ。 20題

「読解」パートの注意点とTIPS

  1. 時間配分に気をつける
    1.  「読解」と次の「作文」は自分で時間配分をして問題を解く必要があります。「聞き取り」パートは放送をベースに進んでいくので自分で時間配分をする必要はありません。単純計算で1問1分ですが、1問50秒で進めると、5分余って見直し時間を確保できます。
  2. 各文の「文の構造」掴んで意味理解します。
    1. 中国語の文は、文として何かの意味を作る上でどのような機能を担っているかで、6つの文成分に分けられます(主語、述語、目的語、定語(連体修飾語)、状語(連用修飾語)、補語。各単語がどれになるかを理解します。→詳しくはこちら
  3. 語順通りに読んでいき、意味を理解していきましょう。
    1. 何度も文頭に戻ったり、バラバラとした順序で読んでいくと時間がかかります。普段から「音読ジョグ」トレーニングで、語順通り意味を取っていく習慣をつけます。

(3)作文:25分

パート 形式 問題内容 問題数
第1部分 語句の並べ替え問題 与えられた複数の語句を並び替えて正しい中国語文を作る。 10題
第2部分 作文問題 写真と単語が1つずつ与えられ、その単語を使って写真の内容を表現する。 5題

「作文」パートの注意点とTIPS

  1. 配点は、第1部分が6点×10題=60点、第2部分が8点×5題=40点の合計100点です。
  2. まず、過去問と解答を見てどれくらいの長さや単語レベルの作文をすべきかを確認してください。
  3. 標点符号(句読点)を間違えない。
    1. 手元の教科書で「標点符号」を確認しておきましょう。文の終わりには「。」をつける、「、」と「,」の違いを理解する等。
    2. 『よくわかる中国語文法』は289ページ
    3. 『WHY?にこたえるはじめての中国語の文法書』347ページ
  4. 手書きかタイピングかどちらで受験するか決めておきましょう。
    1. HSKはペーパーテストとコンピュータベースを選ぶことができます(申込み方法が違います)。基本はピンインで打てるコンピュータをおすすめします。ペーパーの場合は、簡体字を覚えていないといけませんので、特殊な事前準備が必要になります。
  5. 内容よりも正確性を重視。
    1. 4級の場合、特に「語順」に注意しましょう。(上述の文成分参照)
    2. 作文の評価基準を理解しましょう。実際の評価基準は非公開ですが、参考としてHSKが公表しているものがあります。(以下)

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http://www.chinesetest.cn/userfiles/file/HSK-pingfen.pdf

0点
  • 空白
低評価
  • 内容が写真と与えた単語と関係ない
  • 3つ以上の誤字・当て字がある
  • 文が完成されていない
  • 文法間違いがある
中評価
  • 文が完成されている
  • 文法の間違いがない
  • 1〜2個の誤字・当て字がある

or

  • 文が完成されている
  • 文法の間違いはないが内容が簡単
高評価
  • 文が完成されている
  • 誤字・当て字がない
  • 文法の間違いがない
  • 内容が豊富

つまり、作文をするときは次を意識しましょう。

  • 内容が写真と与えられた単語と関係がある
  • 誤字・当て字をなくす
  • 文を完成させる(主語述語を明確にする。アスペクト助詞の「了」)
  • 文法間違いがない(語順)

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試験前日の過ごし方

こちらのサイトにより細かい注意点が書かれていますが、最低でも次の2点は押さえておきたいところです。

  • 試験で力を発揮できるように、睡眠は7時間以上取る
  • 脳が活性化するよう試験開始の3時間前には起床する(9時半開始なら6時半起床)

これらは前日いきなり対応できるものではないので、数週間前から就寝、起床時間を整えておきましょう。

以上です。

試験、頑張ってください!