PaoChai中国語独学完全マップ【最効率の勉強法】

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【中国語】発音基礎01:四声(声調)

■学習のポイント

  1. 本タスクは「知識」の理解が目標です。教材の内容を腑に落ちるまで理解します。(2回目以降に参照する際にすぐ理解できるように)実際の発音(技術)は、次のタスクでトレーニングします。
  2. 腑に落ちないところがあれば、わかるまでコーチに質問しましょう。


【分割版】中国語発音完全教本 006 声調

 ■参考情報

※タスク学習完了の条件ではないので、必要に応じて参照してください。

声調 ポイント イメージ
第一声 高く上の方で平らに出す 電話が通じない音「ぷー(ぷー)」
第二声 後ろをしっかりと高く上げて、上がった最後のところをはっきり びっくりしたときの「えぇ!?」、ヤンキーの「あぁ?」
第三声 後ろを上げず、抑える。リラックスして、深く沈むイメージ がっかりしたときの「あ〜あ」
第四声 はっきりと高音から一気に下降させる カラスの鳴き声を強めに「カァ!」

発音のポイント

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  1. 第1声「高くまっすぐ」と第3声「低く抑える」を対に、第2声「一気に上げる」と第4声「一気に下げる」を対に、シンプルに理解しましょう。
  2. 音の高さについて、それぞれの違いを明確に出すことが重要です。 音の高さを揃えます。まず、1声の高さを決めます。自分が出せる最も高い音を基準にします。ここに2声の終わりと4声の始めをきっちり合わせるようにしてください。この3つの高さがきれいに揃うと、伝わりやすい音になります。
  3. 力の入れ具合を意識しましょう。第一声は「平均的に力を込める」、第二声は「力をだんだんと強める」、第三声は「最後に上がらなくてもよい(低く抑える)」、第四声は「力をだんだんと弱める」というイメージです。
  4. 日本語の2拍分の長さを取るイメージしましょう。一つの音節内で音の高低を出すのでその分時間が必要になります。日本語の「あ」「い」「う」のような1拍(1音節)では短すぎて高低を出せないので2拍分使うイメージを持ちましょう。
  5. 第三声は(市販の教科書によって)最後に少し音を上げる、と書かれていますが、無理に後ろを上げる必要はありません。できるだけ抑えて低いままで大丈夫です(自然に少し上がってしまうのはOK)。

以上