■学習のポイント
- 本タスクは「知識」の理解が目標です。教材の内容を腑に落ちるまで理解します。(2回目以降に参照する際にすぐ理解できるように)実際の発音(技術)は、次のタスクでトレーニングします。
- 腑に落ちないところがあれば、わかるまでコーチに質問しましょう。
■参考情報
※タスク学習完了の条件ではないので、必要に応じて参照してください。
声調 | ポイント | イメージ |
第一声 | 高く上の方で平らに出す | 電話が通じない音「ぷー(ぷー)」 |
第二声 | 後ろをしっかりと高く上げて、上がった最後のところをはっきり | びっくりしたときの「えぇ!?」、ヤンキーの「あぁ?」 |
第三声 | 後ろを上げず、抑える。リラックスして、深く沈むイメージ | がっかりしたときの「あ〜あ」 |
第四声 | はっきりと高音から一気に下降させる | カラスの鳴き声を強めに「カァ!」 |
発音のポイント
- 第1声「高くまっすぐ」と第3声「低く抑える」を対に、第2声「一気に上げる」と第4声「一気に下げる」を対に、シンプルに理解しましょう。
- 音の高さについて、それぞれの違いを明確に出すことが重要です。 音の高さを揃えます。まず、1声の高さを決めます。自分が出せる最も高い音を基準にします。ここに2声の終わりと4声の始めをきっちり合わせるようにしてください。この3つの高さがきれいに揃うと、伝わりやすい音になります。
- 力の入れ具合を意識しましょう。第一声は「平均的に力を込める」、第二声は「力をだんだんと強める」、第三声は「最後に上がらなくてもよい(低く抑える)」、第四声は「力をだんだんと弱める」というイメージです。
- 日本語の2拍分の長さを取るイメージしましょう。一つの音節内で音の高低を出すのでその分時間が必要になります。日本語の「あ」「い」「う」のような1拍(1音節)では短すぎて高低を出せないので2拍分使うイメージを持ちましょう。
- 第三声は(市販の教科書によって)最後に少し音を上げる、と書かれていますが、無理に後ろを上げる必要はありません。できるだけ抑えて低いままで大丈夫です(自然に少し上がってしまうのはOK)。
以上