語学(中国語学習)で成果を出すためには「正しい勉強法」と「学習量」を意識しよう
成果の方程式:「正しい勉強法」で「学習量を確保」すれば中国語を身につけられる
まず、語学(中国語学習)において「成果を出す」、つまり中国語を“使える(会話できる)”ようになるための公式を理解しましょう。
①正しい勉強法 ✕ ②学習量
それぞれもう少し詳しく説明します。
①正しい勉強法
- 大目標とそこに到達するため小目標(チェックポイント)をこまめに定める→目標設定
- その各目標を効果的且つ効率的に達成するために「何を、どのように、どれくらい」やるかが定められている→学習計画
- 各目標(チェックポイント)で習得状態を確認する→習得チェック
これが「正しい勉強法」の内実です。
②学習量を確保
例えば、中国語の習得に一般的に600時間の学習が必要だと想定されているとして、
- その時間を十分に取ること→実行
- それを一定期間内に取ること(せっかく200時間勉強しても、その後数年勉強せずに、また再開する場合は以前の学習のほとんどを忘れている可能性が。のでできるだけ時間をあけずに600時間を取ることが望ましい。)
これが学習量を確保することの内実です。
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これは中国語や語学に限らず、あらゆる技術体系を習得するための鉄則で楽器やスポーツについてもまったく同じことが言えるでしょう。
ピアノやテニスを正しい学び方で計画的に習い、一定期間継続できれば誰でもかなりの腕前になります。もちろん世界的なコンテストに入賞したり、国際大会に出場などは才能やより圧倒的な練習が必要ですが、近所のイベントでベートーヴェンを演奏したり、テニスで地元の大会で優勝するくらいは誰でも到達可能でしょう。
中国語でもHSK6級の7割というような高度な水準を目指すにも、この程度の難易度であり、特殊な才能を必要とするものではありません。ただ、練習の実行と継続は避けられず、家にピアノがあるだけで弾けるようになったり、テニスラケットがあるから試合で勝てるようになることはありません。
成果を出すことにこだわるのだら、是非「正しい勉強法」と「学習量」を意識して学習に取り組みましょう。