PaoChai中国語独学完全マップ【最効率の勉強法】

中国語勉強法の詳細を全公開!20レベルに分かれた合計121のタスク(600時間)で最も効率的に本格的な中国語独学コンテンツ!やる気ある学習者を、中国語全くの初心者からコア能力完成(HSK最上級6級に合格目安)の地点までご案内します。

【D001】「中国語独学完全マップ」の全体像の理解

■タスクID:D001

■レベル:P00

■本レベルの目標:「中国語独学完全マップ」の全体像の理解

■学習形式:読んで理解

■タスク目標:中国語独学完全マップ(全体)の目標・学習計画の理解

■タスク完了想定時間:60分

■想定必要サイクル数:1回

■タスク課題(終了条件):以下の個別タスク内容の通り学習を進め完了させてください。

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■個別タスク内容

以下の学習内容を読み、「中国語独学完全マップ(全体)」の目標と学習計画(構成)を理解したら完了です。腑に落ちないところがあれば分かるまでコーチに質問してください。

以下、PART1で「中国語独学完全マップ」の目標設定と学習計画(勉強法)の全体像、PART2で具体的な使い方について説明します。

PART1.目標設定と学習計画

日本人が馴染みのある英語学習を例に挙げると、多くの人が中学や高校で長年英語を学んできたのに、なぜ会話できない(話せない、聞けない)のでしょうか?

以下、その理由を明らかにします。

1−1.目標設定:中国語“会話力”の定義(「コア能力」と「実践能力」)

中国語で“会話できる”力とは何でしょうか?

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当サイトでは、“使える”中国語の習得を目的にしております。

図1の中央にある「コア能力」を十分身につけた上で、実践を積むことでこれが「実践能力」(中国語が“使える”)に変わります。会話力は実践能力の一部です。

それゆえ、「中国語独学完全マップ」は中国語で会話できる力を伸ばすことを目的にしていますが「急がば回れ」です。まずは「コア能力」を徹底的に固めることが何より重要です。

図1

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コア能力とは、中国語の音声知覚、意味理解、概念化、文章化、音声化(以下の①〜⑤)」を瞬時にできる総合的な能力です。

  • リスニング
    • ①音声知覚
      • ポイントは、音素レベルで音を知覚できることです。音素とは、ある言語で、語と語の意味を区別する機能をもつ音声の最小単位のこと。
        • 中国語を聞いて、それをリピーティング(自分で同じように繰り返す)できる ※母国語(日本語)の場合、意味を知らない音(例えば「アナクシマンドロス 」)を聴いても、リピーティングすることはできる
        • 或いは、ピンイン(発音表記)で記述できる
      • 例えば、wo3 shi4 ri4 ben3 ren2
    • ②意味理解
      • 音声知覚した音の意味を理解できることです。
        • 文法、単語、フレーズなどが瞬時に処理できることが必要です。
      • 例えば、wo3 shi4 ri4 ben3 ren2の音を知覚し、それが「我是日本人」であり「私は日本人です」と意味を理解できること
    • スピーキング
      • ③概念化
        • 伝えたいことを概念的にまとめます。最初のうちは、まず日本語で文章を作ればよいでしょう。
        • 例えば、「私は日本人です」
      • ④文章化
        • 中国語の文章を作ります。
          • 文法、単語、フレーズなどが瞬時に処理できることが必要です。
        • 例えば、「私は日本人です」→「我是日本人」
      • ⑤音声化
        • 用意した中国語を音にして発話できることです。
        • 例えば、「我是日本人」→wo3 shi4 ri4 ben3 ren2

「中国語独学完全マップ」では、この「コア能力」を高め完成させることを目標に、20段階のレベルに分けチェックポイントとして設定しています。

1−2.学習計画:基本的な流れ

コア能力は、次のstepで高めることができます。

step1. 知識を理解する(発音・文法)
step2. 知識を技術に変えるトレーニングをする→「コア能力」を高める
step3. 「コア能力」を「実践能力(会話力)」に変えるトレーニングをする

 一般的な中学高校の英語教育ではstep1については十分行っていますが、step2の「知識を技術に変えるトレーニング」が決定的に足りていません。

それゆえ、沢山勉強したのに“使える”ようになりません。

これから中国語を学習する場合は、こちらを踏まえて効率的に学びましょう。

「知識を技術に変えるトレーニング」とは何か?

step2の「知っていることを、“使える”に変えること」が語学で肝になります。そのために効果的なトレーニングが「音読ジョグ」と「瞬間中作文」というトレーニングです。

まず、「知っている」と「使える」の違いは以下の通りです。

■知っている(知識)

中国語の助動詞「会」は、「人が元々もっている潜在能力によるもので、“できる”もの。また、学習したり、練習したりして、基本的に習得できる能力を表す時に使う」ということを、知っている。 

■使える(技術)

「彼は泳げますか?」と言いたい(概念化)ときに、それを単語と文法ルールから「他会游泳吗?」と変換でき(文章化)、さらに伝わる発音で発話できる(音声化)。例文の丸暗記ではなだめで、しっかりと単語とルールで組み立てることが必要です。 

また、「他会游泳吗?」をta hui you yong ma を聞いて瞬時にリピーティングでき(音声知覚)、さらに意味を理解できる(意味理解)こと。

この「知っている」を「使える」ようにするには、この概念化、文章化、音声化、音声知覚、意味理解を総合的鍛えることができる「音読ジョグ」と、概念化、文章化、音声化を強化できる「瞬間中作文」というトレーニングが効果的です。

「中国語独学完全マップ」では、step1とstep2を組み合わせ、コア能力を完成させるレベルまでサポートいたします。step3については十分にコア能力が身につけば、後は実践の中で会話や読書など「使う」機会を持ち試行錯誤することで実践能力(会話力)は自然に伸びます。

「中国語独学完全マップ」と会話練習の関係についてはこちらの記事を参考にしてくだい。

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1−3.学習計画:詳細(121個のタスク/合計600時間/20段階のレベル分け)

「中国語独学完全マップ」では「コア能力」の観点で、図2のようにP1からP20までレベルわけをしており、各レベルにいくつかのタスクがあります(合計121タスク)。1レベルは4〜20タスク程度から構成され、約20〜40時間程度の学習が必要です(P20まで累計600時間)。

コア能力は「上手に音読(発音)できる」&「リピーティングできる」中国語の「難易度」と「長さ」を基にレベル設定しています。

■最高到達点

最終目標をイメージしましょう。「中国語独学完全マップ」における中国語レベル(コア能力)の最高到達点は、約5000語レベルの中国語の音声をランダムに数秒聴いて、リピーティング(聴いた中国語を正確にそのまま発音)できるレベルといえます。

これができれば日常的な会話は全く問題ないですし、分からないことを相手に質問し会話を進めることが可能です。「中国語独学完全マップ」ではこのレベルにはなるために、最も効率よく学習ができるよう設計されています。

※コア能力が十分にあればHSK等の試験にも対応できますが、早期合格を目指すのであれば別途問題形式に慣れるための対策が必要です。

図2

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■レベル別の学習内容について

図3の通り、P01と02で発音の基礎を固めP03と04で文法の基礎を固めたらP05以降(黄色い矢印)はずっと音読ジョグで進めます。四技能(話す、聞く、書く、読む)と単語学習等に分けられた学習は煩雑で、やる気がなくなり続けにくいものです。「中国語独学完全マップ」では、これらを「音読ジョグ」(音読、リピーティング、シャドーイング等)というトレーニングに集約し、ジョギングのようにシンプルで成長実感のある学習を軸に進めます。

図3

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※P05以降の学習は「音読ジョグ」一本で統一し、徹底してコア能力を高めることに集中しています。身体の体幹を強くするようなイメージです。しかしシンプルである反面、人によっては退屈に感じ飽きてしまうこともあるかもしれません。必要に応じて、「瞬間中作文」(市販に専用の書籍があります)をやったり、オンライン中国語でネイティブとの会話(モチベーションのため)を試してみたり、youtubeで中国語のドラマやワンポイントレッスンを見てみたり、中国に旅行してみるなどバリエーションを保ちつつ、「音読ジョグ」を続けていきましょう。

PART2.「中国語独学完全マップ」の使い方

以下を読めば今から最も効率的に中国語学習を始めることができます。

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2−1.基本的な流れ

■タスク学習

「中国語独学完全マップ」には、本タスク(D001)も含めて全部で121のタスクがあります。各タスクには「個別タスクマニュアル」があるので、これを参考に一つずつ「タスク課題(完了条件)」を完了させます。このような学習を「タスク学習」と呼んでいます。

※合計で600時間ほどの学習を想定していますが、この時間は集中して机に向かった時間です。だらだらと時間を過ごす学習はカウントしません。

■個別タスクマニュアル

目標意識で効率的に

「個別タスクマニュアル」とは、各タスクの学習内容の説明です。「タスク目標」を確認し、何のためにそのタスクを学習するのか理解して進めましょう。「タスク目標」にシングルタスクで集中して取り組むことで学習効率が高まります。

時間を測って効率的に

また、「タスク完了想定時間」内で成果を出すために時間配分に気をつけてください。ストップウォッチを使って時間を測ることで密度の濃い学習ができます。

ポイントをおさえて効率的に

各タスクの「学習のポイント」をよく読んでタスク学習に取り組んでください。効率的に成果が出やすくなります。

■タスク一覧早見表

レベル1〜20までのタスク121個(D001〜D121)の「個別タスクマニュアル」はこちらの「タスク一覧早見表」から各タスクIDをクリックして参照できます。

タスクの学習は一つずつこちらのタスク表から「個別タスクマニュアル」を参照し進めてください。

3種類のタスク

121のタスクはその目的から次の3種類に分類されます。

  • 目標・学習計画の理解
  • 知識の理解
  • 技術習得(トレーニング)

重要なのは“使える”中国語を身につけるための「技術習得」のタスクです。「知識の理解」のタスク(例えばD003は「四声」の知識理解)は基本的に、次の「技術習得」のタスク(例えばD004は「四声」の技術習得)をスムーズに行うためにあります。

また、「目標・学習計画の理解」のタスクは学習を明確な目標を立て計画的に進めるために学習の全体像を確認するためのものです。

■サイクル数

各タスクはそれぞれ複数回繰り返し(サイクル)行う必要があります。時間をあけて繰り返すことで確実に身につけます。

何回ほど繰り返すべきかの目安は、各タスクの説明の冒頭に「想定必要サイクル数」として書かれています。以下、表1のようにD004のタスクは7回、D014は25回繰り返して行う必要があります。

表1

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 ■単語学習について

「中国語独学完全マップ」では基本的に、一般的な単語帳を使った練習・トレーニングは行っておりませんが、単語ノートの作成をおすすめしていますのでご一読ください。

2−2.開始前の準備

まずは、以下のページから教材と学習ツールを準備しましょう。

■教材とツール

https://dokugaku.paochai.jp/kyozai

2−3.クリア基準について

■タスクのクリアについて

各タスクは次の3種類があることを確認しましたが、それぞれによってクリア基準が異なります。

  1. 目標・学習計画の理解
  2. 知識の理解
  3. 技術習得

1と2については、学習者自身で完全に理解したと思えばそれでクリアとします。(「オンライン中国語コーチング」をご利用の場合は、疑問点を明確にし腑に落ちるまでコーチに質問してください。)

3の技術習得について、P01〜P04についてはトレーニングの録音を適切な評価者に聞いてもらい、ネイティブに自然な発音(誤解なく且つストレス(不快感)がない)という観点で判断してもらうのが理想です。 

(「オンライン中国語コーチング」をご利用の方は専門的に評価フィードバックします)

技術習得のタスクは実際に発音したり、文法を使って瞬間的に発話したりするトレーニングですが、タスクの最後に自分の発音を録音します。一人で独学する場合は、ネイティブや上級者の友達に聞いてもらい評価してもらってください。難しい場合は、ご自身で自分の録音を見本と聴き比べて評価してください。

また、P05〜P20は上述の録音評価が第一クリア条件です。さらに発展段階として、該当タスクの教材(音声)のどの中国語のどの部分だろうとほぼ完璧にリピーティングができる状態になっていることが第二のクリア条件とします。 

■レベルのクリアについて

各レベルに属する80%以上のタスクをクリアすればそのレベルをクリアとします。

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2−4.いくつかの注意点

  1. タスク学習は集中できる静かなところで取り組みましょう。ただし、発音や音読など大きな声を出して行う学習ができる場所が必要です。
  2. 「中国語独学完全マップ」では、中国語のコア能力を高めることに集中しています。徹底して効率的な学習を追求しているため(3)充実感があり楽しみながらできるように設計していますが)疲れてしまうこともあるかもしれません。また、学習初期段階から実際の中国語の使用場面に触れることは重要です。そこで、PaoChai中国語レベルに応じたいくつかのおすすめの息抜き方法をご紹介します。参考にしてみてください。
  3. 個別タスクマニュアルには、「オンライン中国語コーチング」を想定して「コーチに質問してください」「コーチに提出してください」などの指示を含んでいますが、一人で学習する場合は自分で調べたり、自分のアウトプットをネイティブの音声と比較するなどして対応してください。
  4. 基本的にタスクIDの順番ごとに学習を進めていきましょう。また、各レベルについては、P01、P02と順番にクリアするのが望ましいですが、学習の継続が重要ですので臨機応変に対応しましょう。
  5. 「中国語独学完全マップ」では、独学でもできるだけ効率的・効果的な中国語をみにつけるための学習コンテンツですが、独学にはそもそもリスクが伴います。こちらの記事に独学に生じうる4つの問題を整理していますので、十分ご理解の上ご利用ください。

それでは早速、「中国語独学完全マップ」で中国語の勉強を始めましょう!まずはD001からですが、ここまでお読みになったみなさまは既にD001完了です。おつかれさまです。

加油!

**

※600時間の学習時間は目安です。学習者によりさらに多く時間を要する可能性もありますし、少ない時間で済むこともありえます。

※「中国語独学完全マップ」は中国語学習の学習効果や有効性、正確性、真実性等について一切保証するものではありません。

※「中国語独学完全マップ」の内容は日々改善しております。予告なく内容や構成が変更されることを予めご了承ください。「更新情報」ページにて更新情報をアップデートしています。

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