指示代詞(1)“这是~”、“那是~
- 指示代詞とは、「これ、それ、あれ」のように、話し手からの遠近に基づいて事物を指し示す語です。ここではまずこれらが主語になった、「これは~です」 「それは~です」「あれは~です」という言い方を学びます。「これ、それ、あれ」 が目的語の位置にあったり、連体修飾語の位置にあって「この~、その~、 あの~」となる場合については、第11課で学習します。
- 話し手から近いものを指して「これは~です」という場合は、“这是~”、 遠いものを指して「あれは~です」という場合は“那是~""と 言います。日本語の「それ」は、話し手から離れていることが少なくないので、“那是~”となることが多いですが、実際には話し手が近いと認識して、日本語で「それ」と言うものを“这是~”と 言うこともあります。
- 否定は“是”の 前に“不”を 置いて、“这不是~""(こ れは~ではありません)、”那不是~”(あれは~ではありません)と言います。
- 「これは何ですか」と質問されて答えるときのように、いちいち「これは~」 と繰り返さなくても前後の文脈でわかる場合には“这是”“ 那是”を省略して言います。
这是什么?
Zhe4 shi4 shen2me0?
これはなんですか。
打火机
Da3huo3ji1
ライターです。
- 「これ、それ、あれ」に対して「どれ」という疑間は“哪”に 対応しますが、「どれが~ですか」という疑間文は “哪个”と いう形(→第11課)を用いて“哪个是~?”と言います。
哪个是你的?
Nei3ge0 shi4 ni3 de0?
どれがあなたのですか。